2011年10月アーカイブ

講義目的
(1)日本人が働く米国、中国、アジアにはどのような異文化があり、日本文化との衝突はどのようなトラブルを生むのか、最前線事例を通して学ぶ(春学期)。
(2)日本企業はなぜ異文化に進出しているのか、歴史的経緯、現状を学ぶ(春学期)。
 (3)異文化の立場・利益を尊重し、感情を傷つけないコミュニケーションの考え方・文章術を学び問題解決能力を高める(春学期、秋学期)
(4)異文化の相手に誤解を与えないための、シンプルで分かりやすい英文電子メールの書き方を学ぶ(秋学期)。

なお、本講では毎回、タイムリーなテーマを選んで、欧米メディアの記事(英文・日本訳併記)を読み、欧米の直近の関心事は何か、どのように報道されているか、どのような英単語が使われているかを学ぶ。

詳しくは、講義詳細を参照。

■到達目標
 (1)日本の常識は異文化と異なることを理解する(春学期)。
 (2)輸出から直接投資へ、欧米からアジアへシフトする日本の産業を理解する(春学期)。
 (3)相手の利益・感情を重視した「You Attitude」の文章術を理解する(春学期、秋学期)。
 (4)Simpleでeasy to understandな英文電子メールの基礎を理解する(秋学期)。

講義詳細
講義目的(概要)の続き

(1) 日本人が働く米国、中国、アジアはどのような異文化があり、日本文化との衝突はどのようなトラブルを生むのか、最前線事例を通して学ぶ(春学期)。

セクハラに厳しく対処する米国社会、中国の反日行動と反日感情の複雑な関係、貿易・商業など日本との窓口として深い関係を持つ在米ユダヤ人の経済力、アジア経済に大きな影響力を持つ華僑、観光だけでない香港の経済的な実力など、日本人が直面する異文化ビジネス環境を認識する。

(2) 日本企業はなぜ異文化に進出しているのか、歴史的経緯、現状を学ぶ(春学期)。

昨今の金融危機や世界同時不況は日本が国際ビジネスに大きく依存していることを改めて明らかにした。自動車メーカーは米国市場の販売不振で赤字決算や操業停止に追い込まれ、食品メーカーの社運は中国製食品の安全性にかかっている。

日本経済は単純な貿易から海外進出にシフトし、地域も北米から中国などアジアにシフトしている。日本企業の直接投資によって、多くの日本人が海外に住むようになり、必然的にコミュニケーション不足によるトラブルも増えている。

(3) 異文化の立場・利益を尊重し、感情を傷つけないコミュニケーションの考え方・文章術を学び問題解決能力を高める(春学期、秋学期)

国際ビジネスには本業の知識が必要だが、同じく重要なのは異文化のビジネス・パートナーの理解である。契約条件が良くても、信頼関係が損なわれれば、永続的なビジネス関係は築けない。

異文化コミュニケーションには異文化の理解・尊重と相手の感情に配慮したコミュニケーションが車の両輪となる。すなわち、異文化の相違を理解し、その是非を価値判断することなく、尊重する態度がそのひとつ。もうひとつは相手の感情に配慮し、相手の立場・利益を尊重したコミュニケーション手法を学ぶことだ。

(4) 異文化の相手に誤解を与えないための、シンプルで分かりやすい英文電子メールの書き方を学ぶ(秋学期)。

日本式の時候の挨拶から始まる文章や結論がはっきりしない文章、華麗な修辞を重ねた美文は異文化とのコミュニケーションの場合、誤解のもとになる。

(4-1)英文電子メールを書くには状況の論理的把握が必要である。すなわち、書くべきポイントを整理し、重要度によって順番を付ける。欧米のニューズ・ライティング技術から状況把握・文章整理の手法を学ぶ。電子メールの「件名」にはメッセージの核心を書く。

(4-2)Simpleでeasy to understandな英文を書く訓練をする。

(4-3)「暗黙の了解」が存在しない異文化の相手とメールをやりとりする時は特に相手の感情を傷つけない配慮が必要である。感情はビジネスの内容と同じ重要なコミュニケーションの要素である。色々なビジネスの局面で、相手の立場を尊重したYou attitudeのメールを書く訓練をする。

▽授業で紹介した海外記事(2010年度の一部)

2010年4月8日 『エコノミスト』債務の惨事に向かう夢遊病患者、日本
2010年4月11日 『ワシントン・ポスト』かつて米国の大学に引き付けられた日本人学生が来ない
2010年4月19日 『ウォール・ストリート・ジャーナル』大学で苦闘するIPad
2010年5月1日 『ウォール・ストリート・ジャーナル』上海の国際性に焦点を当てる万博
2010年5月2日 『ニューヨーク・タイムズ』宮里がシーズン3回目のタイトルに勝利
2009年8月27日 『プロ・プブリカ』ニューオリーンズ・メモリアル病院の死の選択
2009年10月24日 『ロイター』新東アジア圏を主張する日本
2010年6月11日 『フォーチュン』米国対英国:愛憎の歴史
2010年7月9日 『ビジネスウィーク』アンディー・グローブが雇用について間違っている理由
2010年9月22日 『フィナンシャル・タイムズ』日本の創造的な市場介入
2010年10月25日 『フォーブズ』ティーパーティーはビジネスにとって良いことか
2010年12月13日 『フェースブック』友情を視覚化する

▽主な職歴
ニューズウイーク東京支局記者
AP通信社東京支局記者
フェアチャイルド出版社東京支局記者
『日経エレクトロニクス・アジア』誌編集
日経BPビズテック社(米国カリフォルニア州)副社長
日経BP社国際室長
日経BPアジア社(香港)社長

<第1講>
自己紹介
講義内容紹介
国際ビジネスが日本を変える

〈予習、復習のポイント〉
(1)ニュース記事の再読
(2)異文化コミュニケーションの必要性の理解

<第2講>
深化する国際ビジネス
米国との貿易摩擦
国際ビジネスのアジア・シフト
中国の衝撃
タイで自動車を作る
日本の産業の強さ・弱さ

〈予習、復習のポイント〉
(1)ニュース記事の再読
 (2)貿易から直接投資など日本経済の変化を理解

<第3講>
 中国の反日デモと反日感情

〈予習、復習のポイント〉
(1)ニュース記事の再読
 (2)中国との摩擦の複合的な性格を理解

<第4講>
 観光だけではない香港

〈予習、復習のポイント〉
(1)ニュース記事の再読
 (2)ダイナミックなアジア経済の一端を理解

<第5講>
 東南アジアの華僑
〈予習、復習のポイント〉
(1)ニュース記事の再読
 (2)アジアビジネスの1大要因を偏見なく理解

<第6講>
 セクハラを通してアメリカを考える

〈予習、復習のポイント〉
(1)ニュース記事の再読
 (2)日本の常識が必ずしも世界に通じない事を理解

<第7講>
 ユダヤ系米国人

〈予習、復習のポイント〉
(1)ニュース記事の再読
 (2)米国ビジネスの1大要因を偏見なく理解

<第8講>
 共生のためのコミュニケーション
〈予習、復習のポイント〉
(1)ニュース記事の再読
 (2)異文化コミュニケーションの目的を理解

<第9講>
異文化文章術 You Attitude

〈予習、復習のポイント〉
(1)ニュース記事の再読
 (2)異文化コミュニケーションのための文章の基本を理解

<第10講>
 外資系会議術

〈予習、復習のポイント〉
(1)ニュース記事の再読
(2)メモ作成の基本を理解

<第11講>
 英文メールの書き方

〈予習、復習のポイント〉
(1)ニュース記事の再読
 (2)ニュース記事を参考にした電子メールの書き方を理解する

<第12講>
 文章術1

〈予習、復習のポイント〉
(1)ニュース記事の再読
 (2)自分や相手の属性を理解して文章を作成する

<第13講>
 文章術2

〈予習、復習のポイント〉
(1)ニュース記事の再読
 (2)相手の立場を考慮した柔らかい文章を作成する

<第14講>
 プレゼンテーション

〈予習、復習のポイント〉
(1)ニュース記事の再読
 (2)プレゼンテーションに必要な考え方を理解する

<第15講>
発表会・まとめ

〈予習、復習のポイント〉
(1)ニュース記事の再読
 (2)発表資料の準備

講義目的
■講義目的(概要)
(1)日本人が働く米国、中国、アジアにはどのような異文化があり、日本文化との衝突はどのようなトラブルを生むのか、最前線事例を通して学ぶ(春学期)。
(2)日本企業はなぜ異文化に進出しているのか、歴史的経緯、現状を学ぶ(春学期)。
 (3)異文化の立場・利益を尊重し、感情を傷つけないコミュニケーションの考え方・文章術を学び問題解決能力を高める(春学期、秋学期)
(4)異文化の相手に誤解を与えないための、シンプルで分かりやすい英文電子メールの書き方を学ぶ(秋学期)。

なお、本講では毎回、タイムリーなテーマを選んで、欧米メディアの記事(英文・日本訳併記)を読み、欧米の直近の関心事は何か、どのように報道されているか、どのような英単語が使われているかを学ぶ。

詳しくは、講義詳細を参照。

■到達目標
 (1)日本の常識は異文化と異なることを理解する(春学期)。
 (2)輸出から直接投資へ、欧米からアジアへシフトする日本の産業を理解する(春学期)。
 (3)相手の利益・感情を重視した「You Attitude」の文章術を理解する(春学期、秋学期)。
 (4)Simpleでeasy to understandな英文電子メールの基礎を理解する(秋学期)。

講義詳細
(1)日本人が働く米国、中国、アジアはどのような異文化があり、日本文化との衝突はどのようなトラブルを生むのか、最前線事例を通して学ぶ(春学期)。

セクハラに厳しく対処する米国社会、中国の反日行動と反日感情の複雑な関係、貿易・商業など日本との窓口として深い関係を持つ在米ユダヤ人の経済力、アジア経済に大きな影響力を持つ華僑、観光だけでない香港の経済的な実力など、日本人が直面する異文化ビジネス環境を認識する。

(2)日本企業はなぜ異文化に進出しているのか、歴史的経緯、現状を学ぶ(春学期)。

昨今の金融危機や世界同時不況は日本が国際ビジネスに大きく依存していることを改めて明らかにした。自動車メーカーは米国市場の販売不振で赤字決算や操業停止に追い込まれ、食品メーカーの社運は中国製食品の安全性にかかっている。

日本経済は単純な貿易から海外進出にシフトし、地域も北米から中国などアジアにシフトしている。日本企業の直接投資によって、多くの日本人が海外に住むようになり、必然的にコミュニケーション不足によるトラブルも増えている。

(3)異文化の立場・利益を尊重し、感情を傷つけないコミュニケーションの考え方・文章術を学び問題解決能力を高める(春学期、秋学期)

国際ビジネスには本業の知識が必要だが、同じく重要なのは異文化のビジネス・パートナーの理解である。契約条件が良くても、信頼関係が損なわれれば、永続的なビジネス関係は築けない。

異文化コミュニケーションには異文化の理解・尊重と相手の感情に配慮したコミュニケーションが車の両輪となる。すなわち、異文化の相違を理解し、その是非を価値判断することなく、尊重する態度がそのひとつ。もうひとつは相手の感情に配慮し、相手の立場・利益を尊重したコミュニケーション手法を学ぶことだ。

(4)異文化の相手に誤解を与えないための、シンプルで分かりやすい英文電子メールの書き方を学ぶ(秋学期)。

日本式の時候の挨拶から始まる文章や結論がはっきりしない文章、華麗な修辞を重ねた美文は異文化とのコミュニケーションの場合、誤解のもとになる。

(4-1)英文電子メールを書くには状況の論理的把握が必要である。すなわち、書くべきポイントを整理し、重要度によって順番を付ける。欧米のニューズ・ライティング技術から状況把握・文章整理の手法を学ぶ。電子メールの「件名」にはメッセージの核心を書く。

(4-2)Simpleでeasy to understandな英文を書く訓練をする。

(4-3)「暗黙の了解」が存在しない異文化の相手とメールをやりとりする時は特に相手の感情を傷つけない配慮が必要である。感情はビジネスの内容と同じ重要なコミュニケーションの要素である。色々なビジネスの局面で、相手の立場を尊重したYou attitudeのメールを書く訓練をする。

▽授業で紹介した海外記事(2010年度の一部)

2010年4月8日 『エコノミスト』債務の惨事に向かう夢遊病患者、日本
2010年4月11日 『ワシントン・ポスト』かつて米国の大学に引き付けられた日本人学生が来ない
2010年4月19日 『ウォール・ストリート・ジャーナル』大学で苦闘するIPad
2010年5月1日 『ウォール・ストリート・ジャーナル』上海の国際性に焦点を当てる万博
2010年5月2日 『ニューヨーク・タイムズ』宮里がシーズン3回目のタイトルに勝利
2009年8月27日 『プロ・プブリカ』ニューオリーンズ・メモリアル病院の死の選択
2009年10月24日 『ロイター』新東アジア圏を主張する日本
2010年6月11日 『フォーチュン』米国対英国:愛憎の歴史
2010年7月9日 『ビジネスウィーク』アンディー・グローブが雇用について間違っている理由
2010年9月22日 『フィナンシャル・タイムズ』日本の創造的な市場介入
2010年10月25日 『フォーブズ』ティーパーティーはビジネスにとって良いことか
2010年12月13日 『フェースブック』友情を視覚化する

▽主な職歴
ニューズウイーク東京支局記者
AP通信社東京支局記者
フェアチャイルド出版社東京支局記者
『日経エレクトロニクス・アジア』誌編集
日経BPビズテック社(米国カリフォルニア州)副社長
日経BP社国際室長
日経BPアジア社(香港)社長



<第1講>
与えられた状況を分析して、いくつかの項目に分け、それに優先順位をつけ、段落として文章を構成する。

〈予習、復習のポイント〉
 (1)ニュース記事の再読
 (2)宿題を出す

<第2講>
相手の立場、感情に配慮して、You Attitude の文体で当方の主張を展開する。当方の主張を相手の興味に答える文章の形で表現する。

〈予習、復習のポイント〉
 (1)ニュース記事の再読
 (2)宿題を出す

<第3講>
5W-2H(What, When, Who, Where, Why, How, How Much)の要素がすべて入っている文章を作成する。
〈予習、復習のポイント〉

 (1)ニュース記事の再読
 (2)宿題を出す

<第4講>
複雑な構文ではなく、単純な構文で主張を展開する。SimpleでEasy to Understandな英文を書く。

〈予習、復習のポイント〉
 (1)ニュース記事の再読
 (2)宿題を出す

<第5講>
国際的なパースペクティブを意識して、相手の国籍、人種、政治、宗教、思想などに配慮する。

〈予習、復習のポイント〉
 (1)ニュース記事の再読
 (2)宿題を出す

<第6講>
文章をリード(最初の段落)、ヘッドライン(件名)に要約することを通じて事態を状況を明確に把握する。
〈予習、復習のポイント〉
 (1)ニュース記事の再読
 (2)宿題を出す

<第7講>
文体はフレンドリーな調子を心がけ、敵対的な表現を避ける。可能であれば、いつでもユーモアのセンスを忘れずに。メールの目的は最後通牒ではなく、良いビジネス関係を将来にわたって築くことである。

〈予習、復習のポイント〉
 (1)ニュース記事の再読
 (2)宿題を出す

<第8講>
文章を箇条書きで書く。複数の項目(ポイント)がある場合はa), b), c) や 1), 2), 3)などの番号を付けて、当方の言い忘れ、相手の誤解を避ける。その後の通信では「第1のポイントで指摘したとおり」などと相手に言える。

〈予習、復習のポイント〉
 (1)ニュース記事の再読
 (2)宿題を出す

<第9講>
当事者同士の主張のぶつかり合いの形を避けて、他の担当者通しの話に転嫁し、対立点を明確にしながらも、相手を直接責めずに、相手の逃げ道を作っておく。例えば、当方の経理担当者が相手のトラフィック部門に苦情を言う形にする。

〈予習、復習のポイント〉
 (1)ニュース記事の再読
 (2)宿題を出す

<第10講>
英語のルールを学ぶ
1)属性
一人の人物や会社はいろいろな属性を持つ。文章を書くときは属性を列挙するとその対象の性格が浮き彫りになってくる。
個人の属性(名前、年齢、性別、勤務先、専門、大学の専攻、家族、出身地、年収、など)
企業の属性(正式な社名、本拠地、主な業務、業界での地位、売上げ・利益など)

〈予習、復習のポイント〉
 (1)ニュース記事の再読
 (2)宿題を出す

<第11講>
英語のルールを学ぶ
2)数字を上手に使う
売上金額を書いたら、前年比、次年度売上げ予想を書く。
Million, billion,

〈予習、復習のポイント〉
 (1)ニュース記事の再読
 (2)宿題を出す

<第12講>
不採用通知を書く。米国人、中国人などの応募者に不採用の通知を出す。

〈予習、復習のポイント〉
 (1)ニュース記事の再読
 (2)宿題を出す

<第13講>
実習
講師に取材して、彼の紹介メールを書く。

〈予習、復習のポイント〉
 (1)ニュース記事の再読
 (2)宿題を出す

<第14講>
発表会

〈予習、復習のポイント〉
 (1)ニュース記事の再読
 (2)宿題を出す

<第15講>
発表会まとめ

〈予習、復習のポイント〉
 (1)ニュース記事の再読
 (2)他の発表者の理解を比較する

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